移動平均線【Moving Average】の使い方

移動平均線【Moving Average】の使い方

移動平均線とは

移動平均線とは、Moving Averageといい、MAと呼ばれたりもします。

一定期間の平均価格を線でつなぎ、線グラフで表現したものになります。
例えば、5日移動平均線は5日分の平均価格を線で繋いだものを5日移動平均線となります。



移動平均線を使うメリット

移動平均線を使うと、価格の動きを視覚的に見ることができるかなと思います。

どこの取引所でも使える

どこの取引所でも使える、もっともポピュラーなツールだと思います。


トレンドの方向が分かる

移動平均線は、ローソク足と移動平均線の位置でトレンドの流れを知ることができます。

トレンドが上目線の時は、ローソク足が移動平均線よりも上に位置します。
下目線の時は、ローソク足が移動平均線より下に位置します。

ローソク足と移動平均線の動きで、買いと、売りの判断もできます。

また、移動平均線の傾きの大きさで、トレンドの強さも分かります。
傾きが大きいほど、強気相場と言えると思います。


使い方は

まずは、移動平均線の日数を調整して、ローソク足の端の方とピッタリ合うように
調節してあげましょう。
デフォルトの設定でもいいとは思いますが、調節してあげた方が、
より正確に分析できるかなと思います。

一本だけ使う場合

価格が大きく動くと、ローソク足が移動平均線から大きく乖離します。
大きく離れると、再び移動平均線の近くに戻ってくる傾向があります。

ローソク足が、移動平均線から大きく乖離することで、買い時・売り時の
判断指標として使えます。

二本

2本の移動平均線を使う場合は、時間軸が違う移動平均線を2本使います。
例えば5日移動平均線と、13日か20日移動平均線の2本の移動平均線を
使う感じです。

移動平均線のゴールデンクロス・デッドクロス

ゴールデンクロス、デッドクロスとは、時間軸の違う2本の移動平均線を
利用して、短期移動平均線と、長期移動平均線が交差するシグナルのことです。

ゴールデン・クロス

短期の移動平均線が、長期の移動平均線を下から上へ突き抜けて
クロスすることをゴールデンクロスと言い、買いのサインとなります。

たいして傾きが無い横這いの中・長期の移動平均線を、短期線が下から抜けたゴールデンクロスは、
一時的な値動きで終わってしまい、トレンド転換にならないかなと思います。

上を向いている長期戦を、短期戦が抜けた場合のゴールデンクロスの方が信頼度は
高いかなと思います。


デッド・クロス

デッドクロスは、短期の移動平均線が、長期の移動平均線を上から下へ下抜けて
クロスすることをデッドクロスと言い、売りのサインとなります。

デッドクロスも、発生する角度が急な方が信頼度は高いかなと思います。




グランビルの法則

移動平均線とローソク足の位置関係から、エントリーのタイミングを判断する
手法を言います。


買いシグナル

1・移動平均線が横這い・上向き始めた時、ローソク足が移動平均線を上抜けした時
2・移動平均線が上昇している時に、ローソク足が移動平均線を下に抜けてから、
再度上抜けした時
3・ローソク足が上昇している移動平均線より上にあり、価格が下がって移動平均線に
近づいて接触しようとしたが、タッチせずに再度上昇した時
4・価格が下降し始めた移動平均線を下回り、大きく下に乖離した時



売りシグナル

5・移動平均線が横ばい、下向き始めた時、ローソク足が移動平均線を下抜けした時
6・移動平均線が下降している時に、ローソク足が一時的に移動平均線を上回り、
  再度下抜けした時
7・ローソク足が下降している移動平均線より下にあり、一時的に価格が上がって上昇し、
  移動平均線に近づいたがタッチせずに再度下落した時
8・価格が上昇し始めた移動平均線を上回り、大きく上に乖離した時




デメリット

移動平均線を使ってトレードをする際には、いくつか注意する点が
ありますので、ご紹介します。

タイムラグがある

移動平均線は、過去の価格の平均値を示すインジケーターですので、
相場を先行して教えるツールではない為、どうしてもワンテンポ遅れるといった
デメリットがあります。


ダマしがある

ゴールデンクロスやデットクロスなどのシグナルが発生したからといって、
必ず上昇・下降するわけではありません。

短い時間足や、レンジ相場ではダマシが発生しやすく機能しにくい部分もありますので、
移動平均線だけを使ってトレードするのではなく、他のツールと組み合わせて使うと
いいかなと思います。